C:31:23
前回、「C:21:00」のエラーの修理をして、大喜びしていたら新たな試練が…
録画済みのテープを再生しようとしたら、「C:31:23」(メカが故障)と言われました
確か、ゴムのローラーが空回りするとかグラグラするとか、って話だったよな~って思いながら、ネット上の情報収集していると、「まず、ここに黒いゴムのローラーがあります」、という場所に、ゴムのローラーが無いっ!!
「中に転がっていたりするよ」みたいなことを言っている人もいて、「そんなことないやろぉ~」とか思いながらも、よぉく探してみると
奥のほうにはさまっていました!!(ほんまやねぇ、ありがとう、仲間たち)
ゴムローラーを本来の場所に差し込み、ボールペンの芯を短く切って作った抜け防止キャップも取り付け(みんながやっているやつ)、もう一度録画済みテープを入れたら…
無事、動きましたぁ~
良い夏休みになった(ご満悦)
C:21:00
昔撮影した「MiniDV」の動画を、PCに取り込んでまとめておこうと思い、「i-Link(IEEE1394)」のケーブルを引っ張り出してきて、PCにつなごうと思ったら、つなぎ先がなくなっているぅ(先代のPCにはあったのだが、あれを復活させるのはきつい…)
仕方がないので、amazonで2千円程度のI/F基板を買って、「Area61」というフリーのキャプチャーソフトをインストールして、ハンディカムにつないで取り込もうとしたら、
早送りサーチがきっかけで、テープが巻きこんでえらいことに…
そういえば、このハンディカムはゴム類が劣化・摩耗していてダメやった…ことを思い出して、予備に十年前にヤフオクで落札しておいた別のハンディカムを引っ張り出してきて、「電源ON!」したら、今度は「C:21:00」(結露を検出)と言われました…
(なんか以前にもこんなことがあったような気が…デジャブ?)
ネットで検索してみたら、「センサをアルコールで拭くと治るで」という情報があり、ゴシゴシしたり、乾燥させたりしたけど、変化なし(うぅ…)
ネット上には、「やってみたけどダメでした…」という仲間たちがチラホラ
こうなったら「ハンディカムをだますしかない!」(得意なやつ!)と思い
テスターで抵抗を測定
①良いハンディカム(でもテープを巻き込みがち) 1.2kΩ程度
②悪いハンディカム(C:21:00になって、動かない) 30kΩ程度
ほぉ…、ならば!ということで、悪いセンサの端子間に、1.2kの抵抗をつけてやりました
治りました(ヒュウッ)
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DELL2407WFPbが…
先日、居間のSkype用のパソコン(PowerMacG4cubeの中身をwin化した力作)のDELL製モニタが、「プチッ…」というかわいい音をたてて真っ暗になりました…
何とか修理できないものかと、ネットで情報を探していたら、ケースの開け方が判明したので、ばらしてみました
こいつが電源基板で、中央のデカいコンデンサに140V の電圧はかかっているのですが、インバータ基板へつながっているコネクタに電圧が出ていなかったので、基板の裏側を見てみたら、IC651の背中に穴が開いていました…
基板の裏側(IC651を取り外した後)
取り外したIC651を拡大したところ(例の「プチッ…」の跡が見える)
ICの型番が見にくいのですが、かすかに見える「ST」のロゴと「L65〇1D」の文字と
と周りの回路から「L6561D」と判明
「力率改善用」のICらしく、この基板では、ACを整流した後に、平滑コンデンサを含めた負荷に流れ込む突入電流を制限したり、過電圧を抑制したりする目的で使用されているようです(短い時間にたくさん流れ込む電流を、理想的には電圧波形と同様な(全波整流波形)尖頭値の低い電流波形にする・・・力率が上がる、ということらしい)
特に、今回のような冷陰極管のインバータとか、スイッチング電源などの負荷に対する保護回路的な使われ方が多いようです
コンデンサに140V がかかっているのに出力は出ていないのは不思議だったのですが、まずはこのICを入手してつけてみることにしました
ということで、ICを入手して交換したが、「バチッ!!」と激しい音がしてこのICの7ピンが無くなりました…
前回の壊れたICもよく見ると7ピンの近くに穴が開いている…
このピンはスイッチング用のFETのゲートのドライブをしているので、そのFET(一番上の写真の右下のヒートシンクについているやつ)を外してテスタで当たると、ほぼ全ピンがショート…ということで次はこのFETを交換することにする(2/20)
FETをもらってきたので交換してみたら、コンデンサの端子電圧が120V位になっていて「たぶん尖頭値電圧とかが下がったのかな?」という感じにはなったのですが二次側出力は出てこない…ので、回路を拾うことにします…(長い道のりになりそう)
その後、部屋の整理をして、古いパソコンを廃棄したので、このモニタも壊れたまま捨ててしまった…(ゴメンよ~)
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STM32メモ
- STM32L073 LCD駆動部の電源供給(毎回忘れる)
外部から供給する方法と、内部のDC-DCコンバータで生成する方法がある
外部供給時は、VLCDピン(ⅬQFP48パッケージでは1ピン)に、駆動用電圧
(波形の最大電圧:図の 3/3V)を接続する(VDD=3.3Vと2.2μFのコンデンサ)
内部供給のときは、このVLCDピンには、コンデンサのみを接続し、VDDは接続しない(DC-DCコンバータの出力なので)
ところが、「CubeMX」で出力されるピン配置には、VLCDという名前は出てこなくて、VLCDのピンもほかの電源ピンと同じで「VDD」という名前になっている
そのままVDDを接続してしまうと、LCDの制御レジスタ設定で内部供給を設定した時(CR.VSEL=0)に、SR.RDYが”1”になってくれない - STM32L073 LCDの表示品質
表示は出るけどコントラストが低く、FSR.CCをいじってコントラストを上げてやると、今度は非点灯セグメントがうっすらと点灯してしまったり、同じセグメントの、他の桁が薄くなったりする(この時のCOMの波形は上図のようなきれいな階段波形ではなく、肩がなめたような波形になっている)
これはLCDドライバの駆動能力が低い(出力インピーダンスが高い)状態なので
FCR.HDを”1”にしてやるとくっきりしたきれいな表示になる - ありがちなトラブル
ST-LINKとかのエミュレータでデバッグするときに
SystemClock_Config();
で帰ってこなくなる時がちょいちょいあるが
たいていの場合、「プロジェクト→オプション→デバッガ」の中の「設定」タブの「ドライバ(D)」が勝手に「シミュレータ」になっている
たまに本当に選択したクロックソースが来ていないこともあるけど…
FM音源IC(YMF825)でMIDIオルゴール
長年の憧れ
マイクロSDに入っているMIDIファイルを読み込んで、秋月で購入した「YMF825」を使用したFM音源モジュールに送り込んで楽しい音を鳴らせたい
昔、YAMAHAのFM音源ICが、PC98とかMSXとかでポップな音色を響かせていた頃、仕事で「YM2413(OPLL)」を使って何種類かの音を作って再生することになった
むつかしい資料とにらめっこして、かなり苦労して、なんとか出来上がった
調子に乗って、「YM2413」を使ったオルゴールを作ってやる、という約束をした
あれから30年(き〇まろ風に)、その約束は果たせていない…
あぁそれなのに、今度は「YMF825」で、また同じような約束をしてしまった
今回こそは「えぇかげんな、お調子者っ!」にはならへんでぇ(新年の抱負)
できていること
- マイクロSDからMIDIファイルを読み込み、MIDIインターフェース経由で外部MIDI音源で再生(MU2000:これも当時調子に乗って購入した、かなり高価だった)
- 「YMF825」用のサンプルスケッチで、音を出す
- 「OLED」のモジュールにオープニング画像をロールアップ表示
できていないこと
- そしてきれいなケースにおさめてプレゼント(ヒュウッ!)
待っててねぇ~
麻雀コントローラⅡ
バッテリーを内蔵して、BLEでPCに接続して、PC版麻雀ゲームのコントローラに
この基板を解析して
最終的にはこの形にしたいけど、充電をどうしようか…
内部の回路を3.3V用に変更して、PCからBLEキーボードとして認識させて、対応するキーコードを送信できるようになりました(あとはアプリとのキー対応をすれば完成)
で、ゲームアプリのキーボードアサインにして起動させたのですが、ロジクールのキーボードからの入力はサクサク拾うのに、BLEからの入力は20回に一回くらいしか拾ってくれない…ほかのアプリ(エディターとか)ではそんなことないので、のキー入力設定とかを変更しないといけないのかも
amazonで買った4個で2000円位の電池(0.5A以下で充電してね、と書いてある)
充電基板もアマゾンで買ったやつ、デフォルトの充電電流最大値設定が1Aなので
R3(1.2k)の抵抗を 2.7k に変更して使用(LDOで3.3Vに落とす)する予定